――先に仕掛けたのは、豪毅だった。 この数日で、皓子の手は見せてもらった。
18:29 | SS | 稲葉
早朝、まだ明け染めた夜の気配が色濃く残る黎明の中、二人は練兵場で対峙した。 皓子の得物は
18:28 | SS | 稲葉
修行帰りの理央(りお)、泰斗(たいと)を下し、守備隊きっての問題コンビ・壱意(いちい)、仁皇(におう)を倒せば、残るは大将首・豪毅と副官の魁(かい)、達帰のみとなる。 六日目の夕刻、
14:46 | SS | 稲葉
「……次。」 ――始まった、所謂『道場破り』は、惨憺たる有り様だった。 二等兵、上等兵は言うに及ばず、
14:29 | SS | 稲葉
すでに百人からいる月の宮守備隊員にしてみれば、総掛かりで一人から一本取れば良い。反面、皓子は一人ひとりから一本、合計百本をとらなければならない計算となる。内一本でも落とせば、そこで一巻の終わりだ。「……面白い。達帰、全軍招集。」
21:40 | SS | 稲葉
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