「――帰ろう、傲嵐…」 差し伸べられた手を受け、祐子の腰を抱き寄せた傲嵐は、その柔らかな肌と頬ずりを交わした後、「あぁ、…」 スルリと人身を解いて獣態に戻った。 彼女を抱き締めるように身をくねらせ、
00:20 | SS | 稲葉